2018年9月25日

ヴィーンヌィツャ

朝のリヴィウ。


テルノピリ。










向かい風アップダウン。

路肩も未舗装になり、車道も狭くデコボコになってきた。


悪条件というのはそうすぐには終わらない。
しばらくこんな感じで行くのだろう。
でもこれぐらいはたいしたことじゃない。

それに、ウクライナ人はクラクションを鳴らさない。
えらい。



ヨーロッパおよびその他の白人文化圏では、おいしいチョコチップクッキーが安く売っている。


朝飯にもなるし昼飯にもなるしおやつにもなる、大好物。
コーヒーとの相性も抜群。
ヨーロッパおよびその他の白人文化圏に突入したら必ずチョコチップクッキーを常備するようにしている。

アジアにはチョコチップクッキーを食べる文化がない。
あってもチンケなやつか、輸入物でバカ高いのしかない。

ノイジーなドミトリーに疲れ、キャンプでホッと気を休める。


たまにはぜいたく。


街から離れたところでも、GSにモーテルが併設されていたりするので、ウクライナでは泊まる場所に困ることはない。
このクオリティで1泊400フリヴニャ(1598円)、安い。



ウクライナの宿はどこもWi-Fiは良好。
GSに併設されている売店でもちゃんとWi-Fiが飛んでる。
だからSIMの10GBはとても使い切れない(ミニマムが10GBなのでそれ以下は売ってなかった)。

夜、雨が降った。
ホテルに泊まって正解だった。

乾燥した中央アジアと違い、ウクライナに入ってから、主に夕方から夜間だが、時々雨が降る。
恵まれた気候のおかげで、旧ソ連の中ではウクライナは農業大国。
ロシアがあくまでウクライナを傘下にしておこうとするのは、黒海の他に農業生産力という理由もある。

ヴィーンヌィツャ。






奇妙なデザインの教会。


外国人らしき人はほぼいない。
観光地のように飾った感じはなく、素のままの街。





「SWEET HOSTEL」に滞在。


各ベッドに照明とコンセントあり。


ロッカーもちゃんとしてる。


まだ新しいのか、すごくきれい。


ウクライナのホステルはコンロがないところも多いが、ここはすべてそろってる。


早くもスープスパゲティに飽き飽きしてたので、久々にオムライス!


やっぱ米はいい。
キッチンのある宿では、パスタより米にしていこうかな。

1泊170フリヴニャ(679円)。
相場と比べたら高めだが、それでも激安。
ちなみに、最安の宿は95フリヴニャ(379円)だった。

街の中心部近くにあるので立地も良い。
ここまでちゃんとしたところはなかなかない、優等生的なホステルと言っていい。

めずらしく、流暢な英語を話すウクライナ人の客が来た。
日本の伝統文化、刀とか侍に興味を持つウクライナ人はけっこう多く、彼ナザールはペラペラと長時間にわたって、いかに自分が日本文化が好きかを語ってくれた。

ふだん、走行中も宿泊中も、ウクライナ人から話しかけられることはほとんどない。
社交的な民族ではないのかと思いきや、意外とそうでもない。
キエフの自転車屋の店主とかこのナザールは、とてもフレンドリーで紳士的で、止められないほどおしゃべりだ。
他の人が話しかけてこないのは英語を話せないという言語の壁なのか、いやヨーロッパは全体的にこんなもんだったかな。
いやそれよりも、僕ももっと現地の言葉を学んで人と話さないと、たまにこうやって不意に親しくなっても、この国でどういう旅をしてきたかうまく話せなかったりする、反省。

雨のため、連泊。
いい宿だし、休息がてら3泊した。


Vinnytsia, Ukreine

8041km