2019年8月26日

アイスフィールズパークウェイ 2

翌朝、アサバスカ周辺をもう一度見てみる。

アサバスカ氷河(写真左)の手前に、もう一つ氷河(写真右)があった。


前日は後ろを振り返らなかったので気づかなかった。



ここには6つの氷河があり、コロンビア・アイスフィールズと総称されている。
そのうち3つはパークウェイから見ることができる。





2日連続でこんな晴れるなんて奇跡的。



ガンガン下る。
でも素晴らしい景色でしょっちゅう止まる。























Saskatchewan River Crossingのサービスステーションでタカシマさんに追いついた。


アイスアイス!


おかわりおかわり!


当然、とてつもなく物価高いが、ガマンできません。
アイスだけでキャンプ場1泊分ぐらい払ってしまった。





サイクリストはとても多い。
ロードバイクでかっ飛ばしている地元民も多い。
カナダ人の女性ロードバイカーに声をかけられた。
ちょっと先の峡谷までのトレイルを一緒に歩いた。
彼女も世界中を自転車で旅した経験があるようだ。



「プシュー!」と大きな音。
派手なパンク。
嫌な予感。

見てみたら、タイヤが裂けてた。


タイヤ交換したのが8ヶ月前のオランダ
約1万4000km。
アラスカ~カナダは物価高いからアメリカでタイヤを買うつもりだったが、もう限界超えてしまったね。
よくがんばった、シュワルベ。

結束バンドで応急処置。


5年前のラオス走行時も同じようなことがあった。
その時も結束バンドでこれ以上裂けないように止めて、空気圧は可能な限りユルユルにして、数日もたせた。

ここはジャスパーからもバンフからも遠い。
よりによってこんなど真ん中で。

もしこれ以上裂け目が広がってしまったら、終了。
押して歩くこともできない、ヒッチハイクで助けてもらうしかない。
そうならないよう、変に衝撃を与えないように慎重に走る。



ウォーターファウルレイクのキャンプ場。
ここも人気ありでほぼフルだが、空きサイトがあった。
C$21.50(1709円)。
水洗トイレあり、食器洗い場あり、コンセントあり。

湖で水浴びをして、焚き火をしようとしたら、雨が降り始めた。

ここでまたタカシマさんと会った。
思わぬトラブルでテンション落ちの僕の話し相手をしてくれて、気が落ち着いた。


Banff, Alberta, Canada