2019年8月26日
アイスフィールズパークウェイ 1
ジャスパーからバンフまでの288kmがカナディアンロッキー走行のメインディッシュ。
北半分がジャスパー国立公園、南半分がバンフ国立公園となっている。
ジャスパーで寝床を見つけられなかったので、少し入ったところで野宿。
ここは一面ブルーベリー。
食べてみると、まぎれもなくブルーベリー。
北欧でも、野生のブルーベリー食べ放題だった。
でも何十粒つまんだところで、腹の足しにはならない。
クマの好物なので、ベリーが生えているところでの野宿は避けましょう。
これは何ベリー?
食べてみたらマズかった。
ヒントンのスーパーで買ったTERIYAKIチキン、C$2.71(215円)。
これはお買い得。
こっちでもTERIYAKIはよく知られているが、酸味があって酢豚のような味。
和風というよりは中華寄り。
翌日。
カナダで、しかも山の中でこんなにすっきりと晴れるのはめずらしい。
待ってよかった。
「ロッキー」という名の通り、岩むき出しの山々が迎え入れてくれる。
ナイフで削ぎ落としたかのような滑らかな斜面。
この透明度。
水がないみたい。
少しずつ高度が上がり、最初の峠に近づく。
空中展望台。
13年前はこんなのなかった。
有料なので、行かない。
見晴らしは道路からでも十分。
こんな商売目的のアトラクションをこしらえるなんて、国立公園らしくない。
アサバスカ山(3491m)。
標高2000mちょっと。
カナディアンロッキーを自転車で越えるというと大変なことと思われることもあるが、わずか2000mほどの峠が2つあるだけの、いたってイージーな道程。
路肩は広く、路面も整備されている。
交通量は相変わらず多いが、輸送トラックはおそらく規制されている。
アサバスカ氷河。
この日も野宿するつもりだったが、なかなかいい場所がない。
アサバスカ周辺は人も多く、監視の目も厳しいところ、野宿は難しい。
ジャスパーからここまで、いくつかのキャンプ場があったが、どこもかしこもフル。
アサバスカにもキャンプ場があり、行ってみたらやはりフル。
キャンプ場内で不意に、「浅地さん!」と呼ぶ声が。
タカシマさんだった。
タカシマさんは、ドーソンクリークから僕とは別ルートでロッキーへ向かっていたのだが、ここでまた再会。
サイトをシェアさせてもらった。
ありがたい。
C$15.70(1247円)。
飲料水あり、近くに川あり。
キャンプ場がフルでも水を汲むだけならできるし、きれいな川もそこらにある。
食料さえ十分積んでおけば、水に困ることはない。
Banff, Alberta, Canada
27434km