航空会社はAeroméxico。
聞いた話によると、キューバは3月22日以降入国不可(出国は不明)となる。
空港は危惧していたほど混雑していなかったが、通常ではない空気はあった。
空港にいるほとんどの人はキューバ人ではなく、自国へ帰ろうとしている外国人。
欠航や遅延で足止めを食らい、空港泊している人も多いようだ。
幸い、僕の便は予定通りの運航。
到着した時もそうだったが、ハバナ空港はカートが不足している。
空港内を探しまわって、たまたま放置された1台のカートをゲットできた。
余ったキューバペソは自転車と荷物の超過料金でほぼ使い切ったが、わずかに残った。
両替屋で処理しようとしたが、USドルもメキシコペソもなく、あるのはユーロのみ、しかも50ユーロ紙幣しか扱っていないという。
ほんっと、ダメな国だな。
空港の両替屋で、並ばせて待たせておいて何の役にも立たないとは。
キューバ兌換ペソ(CUC)。
キューバ人民ペソ(CUP)。
コインは間違えてCUCを撮ってしまった。
CUPのコインはうまいこと入手できず。
イミグレーションで、また行列。
全然流れない。
出国するだけなのに、何をそんな時間をかけることがあるのか。
コンピューターがフリーズしたのか、ぶっ壊れたのか知らないが、僕が並んでいた列はしばらくストップした後、別のカウンターに移動させられた。
白人旅行者が見るからにイライラしていた。
こんなことで飛行機乗り遅れたらどう責任とるつもりなのかね。
やっぱりもう一度革命起こしてまともな国につくり直した方がいいよ。
僕の番が来て、入国時に買ったツーリストカードを渡して、出国完了。
ちゃんと飛ぶのかどうか最後まで不安だったが、アエロメヒコはちゃんとした航空会社、予定通り飛んだ。
機内で、アメリカから入国した時と同じ保険の紙をもらって記入。
それから、コロナに関するアンケートにも記入。
ここ14日間どこの国にいたか、感染地域から来た人と接触したか、などの質問。
口頭質問よりこの方が時間短縮できる。
メキシコシティ到着。
空港のつくり、規模、利便性はハバナ空港とは雲泥の差。
イミグレーションはスイスイ流れた。
機内でもらった紙を提出し、メキシコに来た目的と滞在期間だけ聞かれて、入国完了。
アメリカから陸路で入国した時は保険でけっこうな額を払ったのだが、今回は無料だった。
自転車も荷物も待つことなくすでに出てきており、何もかもスムーズに、めでたく上陸できた。
今や100以上の国が入国制限している中、オープンにしてくれているメキシコのおかげでなんとか助かった。
Mexico City, Mexico