航空会社はInterjet。
チケットは1万6450円。
Interjetのキューバ行きはターミナル2。
キューバはビザ不要だが、通称ツーリストカード(メキシコではキューバビザ)と呼ばれるものが必要。
大使館で事前に入手するのはおそろしく面倒らしいが、メキシコから飛ぶ場合は空港で入手できる(Air Canadaの場合は機内でもらえるらしい)。
チェックインできる時間になると、カウンターの近くでツーリストカードを配布する人が現れる。
別にたいしたものではない、氏名と国籍と生年月日とパスポート番号を記入するだけの紙で、400ペソ(2160円)。
悪どい商売してやがる。
ツーリストカードをもらった後、チェックイン。
今回は荷物の軽量化がうまくいかず、明らかに超過料金コースだったが、チェックインカウンターのスタッフはとても良心的で、重量オーバーには目をつぶってくれた。
だだし、自転車は重量に関わらず585ペソ(3159円)。
チェックインの際、メキシコ入国時に記入した入国カードのようなものとレシートの提示が必要。
カウンターとはまた別の窓口に行き、カードにスタンプをもらう。
これが出国手続きになるようで、その先にイミグレーションはなく、パスポートに出国スタンプはもらえない。
入国時にもらったこのカードとレシート、すっかり忘れていたが保管しておいてよかった。
もし紛失していたらどうなっていたことか、わからない。
メキシコペソ。
1時間15分でハバナに到着。
空港職員は全員マスクしており、熱感知カメラが設置されていた。
カメラには日の丸が貼られていた。
イミグレーションは長蛇の列。
全然流れない。
コロナの影響なのかわからないが、何をそんなに時間をかけることがあるだろう。
1時間ほど並んで待った後、ようやく番が来た。
「ここ15日以内に中国、日本、韓国、イタリアに行きましたか? あるいはそれらの国に行った人と接触しましたか?」という貼り紙があった。
僕は日本人なのでいろいろ聞かれそう、何を聞かれてもいいように準備していたのだが、なんと質問なし。
パスポートをチェックされ、眼紋を撮り、一言も交わすことなくスタンプが押された。
問題は国籍ではなく感染国への渡航歴滞在歴があるかどうかなので、パスポートをチェックすれば僕に問題ないことはわかる。
時間はかかったが大きな問題はなく、キューバ入国。
滞在期限は30日。
ネット上では海外旅行保険の証明書が必要となっているが、何も言われなかった。
その後所持品チェック。
税関の紙をもらって記入。
自転車と荷物を受け取って、完了。
空港にATMあり、キューバペソを引き出せた。
自転車も、今回はいつも以上に入念に養生した甲斐があったのか、無傷で届いた。
La Habana, Cuba
39514km