2020年。
人生80年だとすると(平均寿命はまだ伸び続けるだろうけど)、これから生まれてくる子供は2100年まで生きる。
その頃には僕もこの投稿を読んでいる方々もこの世にいないだろうが、これからの世代は22世紀まで股にかけて生きるのだ。
自分の将来には致命的なまでに無頓着に生きてきた僕も、地球の未来は想像せずにいられない。
2100年には世界の人口は110億人、現在の1.4倍に達していると予測されている。
激動、激変を遂げる一方で、実はそんなに変わらないんじゃないかっていう予感もある。
旅をしていると、100年以上前から変わってなさそうな光景もよく目にするからだ。
荒れた大地に敷かれた一本の道。
こういう無骨さはあちこちに残っているんじゃないかな。
自転車という乗り物はまだあるだろうか。
時代が変わってもなお自分の足で世界を旅する未来人がこの道を行く、そんなビジョンに胸がアツくなった。
四の五の言ってないでおまえも子孫を残せやとつっこまれそうだが、僕が子孫を残そうとしないのも現代特有の社会現象が背景にありそうで、こういうのは自分の内側からは解明できないので他の誰かに分析していただきたい。
そんなこんなで、今年もよろしくお願いします。
La Paz, Mexico