2020年1月31日

テオティワカン

メキシコシティから北東へ50kmほど、テオティワカン遺跡へ。



危険な一般道より安全な高速道路で。
料金所の人も、「テオティワカンならこっちのゲートだよ」と親切に導いてくれる。




ほぼフラットで、スムーズに到着。
入場料80ペソ(464円)。

太陽のピラミッド。


有名な観光地なので人多い。
人の流れが途切れるわずかなタイミングをねらって、撮影。

高さ65m。
エジプトのギザのピラミッドの半分ほどの高さだが、底面積はほぼ同じ。
登ることが許可されているピラミッドとしては世界一大きい。


簡単に登頂できるが、階段はとても急な上に、ここは標高2300m。
バスツアーの集団は、ちょっと登っただけで死ぬほどゼーゼー息を切らしている。
さすがにここで高山病になることはないと思うが、あまり呼吸を荒くすると逆効果なので、落ち着いて深呼吸した方がいい。





向こうに見えるのが月のピラミッド。


月のピラミッド。


人の流れが途切れるわずかなタイミングをねらって、撮影。



高さ47m。
こっちは途中まで登れる。






月のピラミッドから見た太陽のピラミッド。

テオティワカンは謎に包まれている。
12世紀頃に移り住んできたアステカの人々がここを発見した時、ピラミッドと神殿だけが残る無人の廃墟であった。
かれらはここを「テオティワカン」(神々の都市)と名付けた。
太陽のピラミッドも月のピラミッドもアステカによる命名。

テオティワカン文明はBC2~AD6世紀まで繁栄し、10~20万人が生活していたと推測されている。
当時のアメリカ大陸最大規模の都市であったが、その後衰退し、姿を消した。


土産物を売り歩く人がたくさんいる。
13年前にここに来た時、かれらは日本語で、
「トモダチ! トモダチ!」
「ホトンドタダ! ホトンドタダ!」
と群がってきた。
今回は、そういう人は寄ってこなかった。
日本人観光客が減ったのかもしれないし、経済が発展すると押し売りする人も減るというのもあるかもしれない。

2006年。

当時の写真を見てみたら、全然人いない。
余裕で写真撮れてる。


富士の笠雲みたい。

400 Rabbits Hostelで1泊。
ドミトリーUS$7.29。

客は僕ひとり。
ドミトリー内にひとりという意味ではなく、この宿自体の客が僕ひとりだけ。
部屋も、ラウンジも、キッチンも、フリーコーヒーも、完全プライベートで独占。
これは最高のお得感。
ほとんどの人はメキシコシティから日帰りでテオティワカンに来るので、ここで泊まる人は少ない。


San Martin Texmelucan de Labastiba, Mexico

37201km