2019年12月6日

サンディエゴ

アメリカ最後の街となるサンディエゴ。


LAよりサンディエゴの方がメキシコに近いのに、こっちの街並みの方がアメリカ的でメキシコっぽさは感じない。


調べたところ、最安のホステルが$26。
連泊するには高すぎるので、なんとしてもWARMSHOWERSを見つけるべくリクエストを送りまくり、見事ひとりだけ了承してくれた人がいた。

街の中心からはやや離れた住宅地。
庭でテント泊。

離れの小屋にトイレ、シャワー、ランドリー、コンセントあり。
Wi-Fiもあり。

ホストは年のいったおじいさんで、自転車には興味ないが旅人を泊めるのが好きで、過去に多くのサイクリストがここで停泊していったようだ。

自転車パーツはまだ摩耗しきったわけではないが、中南米突入前に整備しておきたい。
ホスト宅から徒歩圏に自転車屋がある。
ここで、シュワルベMARATHONのジャストサイズを発見してしまった。
ラスベガス近辺で散々探して見つけられなかったのに、今かよ。
ここでタイヤが摩耗してシュワルベに履き替えてメキシコインできたら理想だったのだが、そううまくいくものでもない。
次にこれを見つけるのは一体どこになるやら。
かなり悩んだが、結果買わないことにした
とりあえず今履いているコンティネンタルのタイヤを信じよう。


パーツを取り寄せるのに3日かかるということで、待機。
中心地の大きな自転車屋だったら待つことなくパーツをそろえることができたかもしれないが、ホスト宅からあまりに遠い。
滞在費はかからないから、これを機にゆっくり休むのもいい。
家の中だとなにかと気を遣ってしまうが、テントの中なら何も気にせず思いっきりダラけられる。

徒歩圏にスーパーがあるのはラッキーだが、やはり高い。
アメリカは、ウォルマートと1ドルショップがないと出費がひどい。

最後にどうしても、ココナッツクリームパイを食べてからアメリカとおさらばしたいのだが、最近全然見かけない。
悲しい。
チャイニーズビュッフェも、あることはあるが近辺にはない。

自転車がないので、遠くの店には行けない。
あったとしても、とにかく街の規模が大きいし高速トラップが網羅されているので気軽には動けない。
電車でどこでも行ける東京って便利だなと思った。

まだ車を運転できない少年少女たちは、自宅から自力で行ける範囲ってすごく狭そう。
そういうとこはスタンドバイミーの時代から変わってないんじゃないかな。

また天気が崩れ、雨。
ホストにランチに連れて行ってもらった。

IN-N-OUTというチェーン店。
日本で例えるならモスバーガーだろうか。
手作り感があり、オーダーしてから出てくるまでけっこう待った。
マクドナルドよりは本物っぽいハンバーガーだった。
店員の対応もちゃんとしていた。

駆動系一新、完了。

アメリカ滞在期限が12月6日。
今日は5日。
自転車屋にも事情を説明して、なんとか期日内に済ませてほしいとお願いしていた。
旅をしているとこういう約束もいとも簡単に裏切られることが多いのだが、さすがアメリカ、きっちり仕事してくれた。

3日間、短い外出はしたものの、ほぼテントにいた。
やることなくても、退屈するわけでもなく、たっぷり寝てネットやってると、あっという間に時間はすぎていた。

明日、メキシコ入りする。


San Diego, California, USA