2018年7月15日

パミールハイウェイ 1

アスファルトー!

ホログから東へのびているパミールハイウェイ。
僕はワハーンとパミールハイウェイの両方を走ってみたかったので、前半は遠回りしてワハーンを、後半はパミールハイウェイに合流するルートをとった。




一気にスピードアップ。
気分良く鼻歌交じりになるが、すぐに息が切れる。

僕は高山病になりやすい体質だ。
ふだんから人の2倍も3倍も飲み食いしなければ生きていけない高燃費人間だからなのか、酸素に関しても同様で、空気が薄くなるとすぐに酸欠になる。
この程度の高度でも油断は禁物、深呼吸しながらゆっくり進む。


アスファルトっていってもこんなんだけど。

村が現れた。


ホームステイは豊富にある。
しかしワハーンの村よりも貧相で不便。
ネットは相変わらずつながらない。

タジキスタン東部の山岳地帯はパミールと呼ばれる。
「パミール」はペルシャ語で「世界の屋根」。
パミール人はタジク人と同じくイラン系アーリア人だが、タジク人とは異なる言語を話す。












湧いてる。

湧いてる。




標高4137m、やはり標識なしの峠。

しかし標高4000mを超えてもまだちゃんと舗装されてるなんて、すごいじゃないか。
タジキスタンらしくないぞ。

ウズベキスタン人のサイクリストなんて初めて出会った。

オペラ歌手だそうで、僕の前で大声で歌ってみせた。
こっちは鼻歌でも息が切れるのに、タフなじいさんだ。




久々に1日で100km以上走った。


Sary Tash, Kyrgyz