キルギススタート。
第一ユルト出現。
第一キルギス人っ子たち、やはり「ハロー! ハロー!」と駆け寄ってくる。
後ろを振り返り、下ってきた山々。
地平線の果てまでユルトが点々と。
キルギス人は筋金入りの遊牧民だな。
戸籍とか税金とか身分証明とか、どうなってるんだろう?
郵便物は届くのだろうか?
遠くから目ざとく僕を見つけて、全速力で駆け寄ってくる子供たち。
幼少から生きていくための仕事を手伝っている子供たちだが、まだ遊び盛り。
自転車に乗った外国人が現れたら、そりゃ仕事放ってからみたくもなるだろうな。
標高3200m、最初の街サリタシュ。
宿のお姉さんも目ざとく僕を見つけて寄ってきて、うまいこと連れ込まれた。
ナイスビュー。
パミールとは比べ物にならないほど立派。
姉妹ふたりとお母さんが、ここで働いている。
姉妹のひとりはとてもキルギス人には見えない、日本人あるいは韓国人だと言われても信じてしまいそうな出で立ちで、上手な英語を話す。
今までの中央アジア諸国と同様、キルギスも旧ソ連の一部で、1991年に独立。
第一外国語はなんといってもロシア語で、英語は通じない。
こんな上手に英語を話せる人がいてくれると本当に助かる。
中央アジアの一連の「~スタン国」で、キルギスだけが国名から「スタン」を取ってしまったが、今でも旧称で「キルギスタン」と呼ぶ人は多い。
宗教はイスラムだが、やはりイスラム感は薄い。
タジキスタンではイスラム圏であることを忘れるほどだったが、ここではアザーンが聞こえてくる。
Wi-Fiあり。
「本当に使えるの? ちゃんと使えるの?」とうたぐってしまう。
「ええ、チェックしてみたらいいじゃない。」と自信ありの様子。
窓からの眺めもGood。
タジキスタンからずっとそうだが、小さな街の宿では朝夕二食つくってくれる(料金込みか別料金かは要確認)。
ドミトリーUS$10。
難を言えば、部屋にはコンセントが1つしかないので、他の客が来たら面倒なことになる。
街のGSで両替できるらしいが、ここの宿でもタジキスタンソモニからキルギスソムに両替してくれた。
レートは良くない。
ATMはない。
厳しく不便なパミールからこんな天国のようなところにたどり着いたら、連泊だ。
翌日、思う存分ネットをやってダラけてやろうと思ってたら、、、
9~17時まで停電!
やはりそう甘くなかった。
停電になると当然Wi-Fiも使えない。
ラップトップに入ってる映画を見て、あとは写真の整理と、そして寝るしかなかった。
Osh, Kyrgyz
5914km