路上の果物屋さんでマンゴー!
こんなどっさりで500CFA(94円)。
小ぶりだけど、味はちゃんとマンゴー。
その場で食べようとしたら、店の女性が中に入れてくれて、椅子と水を用意してくれた。
熱帯に来たらマンゴーだよね。
マンゴーが高かったりマズかったりしたら熱帯に来た意味がないと言ってもいい。
しばらく、走行中の食はマンゴーでいく。
サリーという街で1泊。
必要な物すべてそろったちゃんとした宿で12000CFA(2277円)。
いやまだ十分高いのだが、セネガル前半のとんでもない割高の宿の後だと安いなと感じてしまう。
冷蔵庫付きというのがすばらしかった。
サリーもけっこう大きめの街で、朝はやはり渋滞。
セネガルでこんな立派なモスクを見るのは初めて。
サリーの先は、ルートはいったん内陸へ向かう。
また恐ろしいほどの気温上昇。
ダカールなんかは涼しい風が吹いていたのだが、内陸は別世界。
教会や十字架が見られるようになった。
時々見かけるこの絵も宗教関連?
誰?
おなじみ、世界各地で見られる男の子のおもちゃ。
人の気質が変わった。
村が現れると、老若男女問わず手を振ってあいさつしてくれる。
子供たちは、おちょくってくるわけでもなく、純粋にあいさつしてくれる。
カメラもそんなに嫌がらない。
物乞いの少年も見なくなった。
所々にある木陰の休憩所。
地元の人がバスを待つためのものだと思うが、誰もいなければここで休憩させてもらう。
気づくとやっぱり子供が寄ってくる。
この子たちも、悪さするわけでもなく、何かくれと言ってくるわけでもなく、いい子だった。
これって蟻塚?
そんなに楽しいか。
そんなに喜んでくれると僕も楽しいよ。
この村がイスラムなのかキリストなのかはわからないが、間違っても左手を出してはいけない。
この子たちも誰一人として左手を出していない。
大はしゃぎの子供たちをクールに見張っていたお姉さんたち、「お願い撮らせて!」と言ったら笑顔を見せてくれた。
意外にノリノリ。
大歓迎されて楽しいひとときをすごしたが、現実の気温上昇に危険を感じてきた。
とんでもない暑さだ。
幸い、小さな街が現れると売店で冷えた炭酸が売っている。
高かろうが何だろうが僕はこれを我慢するなんてできない。
ガブガブガブガブ、止まらない。
僕の知人友人たちは僕が言う「暑い」をいつも信じてくれない。
でもこれなら文句なしに暑いでしょう!
なんとか、午前中だけ走行して午後は動かない方針でいけないだろうか。
しかしきったねえな。
そこらじゅうで見るこの人は大統領。
とんがりすぎじゃない?
カオラク。
南下するほど宿代の相場が下がってきた。
カオラクでは10000CFA(1898円)。
ボロ宿だが、一応最低限の物はそろっている。
Wi-Fiも調子良い。
扇風機が命綱。
あ、蚊帳がない。
Kaolack, Senegal
19841km