発送から25日、ようやく届いた!
こんなにも日数がかかったのは、いったんモスクワに飛んでから列車で来るから、らしい。
過去の例と同様、宛先には届かず、局留め。
郵便局から電話が来たら、自分で取りに行く。
かすかな不安を感じながら今朝、郵便局に行ったら、なんと「ない」と言われた。
案の定、局員はまったく英語が通じなかったので、あらかじめスマホに自分の伝えたいことをロシア語で表記しておいて、伝票の写真を見せて、コンピュータで照会してもらったのだが、なぜか「ここにはない」と。
こういうところの人はだいたい不親切なもので、ないといったらない、と追い返されてしまった。
すごすごと宿に帰り、南旅館のオーナーに助けを求めた。
オーナーは日本語も話せて、車も持っているので、同行してもらった。
ちなみに南旅館から郵便局まで5km、自転車でこのサイズの箱を持ち帰るのはかなり厳しい。
結果、荷物はやはりそこの郵便局にあったのだが、オーナーにワケを聞くと、「受付のおばちゃんはあなたに名前を聞いたら答えなかったので渡さなかったと言ってる」というから呆れた。
僕はそのおばちゃんに伝票の写真を見せた、必要な情報はすべてそこに書かれていた、身分証が必要ならパスポートを見せることもできた。
僕がキルギス語もロシア語も話せないことはわかっただろうに、質問に答えられなかっただけでそんな仕打ちは、あまりにひどい(しかもそんな質問をされた記憶もないのだが)。
それからオーナーは、受け取りに必要な情報を紙に記入してくれたが、それもロシア語っぽかったし、書き方がわからないと局員に聞いたところで親切に教えてくれそうな雰囲気はまったくなかった。
結局、ここではロシア語ができないと荷物を受け取ることすら難しい。
日本人宿に泊まって正解だった。
箱は開けられた形跡があったが、中身は無事だった。
ひと安心。
明日から組み立てにとりかかる。
藤田さん、本当にどうもありがとうございました。
Bishkek, Kyrgyz