2018年6月11日

サマルカンド

レギスタン広場。


どっしりとした風格、それでいて緻密で、均整のとれた美しさ。
二度目でも、立ち止まってしばし見とれてしまう。

相変わらずロープが張られている。
広場のくせに自由に出入りさせず、外国人だけ入場料を取ってやろうというその根性、やっぱり気に入らん。
意地でも入ってあげないんだから。





サマルカンド・ブルー。







ペルシャの顔料と中国の陶磁器が融合して生み出されたこの青は、まさに文明の十字路を象徴している。





6年前は雪とのコントラストでまぶしかった。


今は花々で彩られて、やっぱりまぶしい。




BC10世紀からソグド人のオアシス都市として発展し、数世紀にわたって繁栄を続けた。
13世紀にモンゴルによって徹底的に破壊され、人口の4分の3が殺された。
14世紀にティムール帝国の都となってから復興が始まり、モスクや神学校、天文台、墓廟などが建設され、再び栄華を迎えた。









かき氷!


3000スム(41円)。


プロフ、2万スム(275円)。


プロフ、2万スム(275円)。


ラグマン、1万スム(137円)。


決して意図したわけではない、気付いたら6年前と同じ店で同じ品を注文していた。
写真を撮る場所もアングルも当時と変わってないし、成長してないんだな。











2013年の新年はここで迎えた。





通りはとてもにぎやかだ。
こんな人の多いところで、自転車やらセグウェイまがいの乗り物やらを乗り回している。
クレーム大国日本だったら即規制だろうな。



6年前と同じ宿に泊まってみたが、最低の宿に成り下がっていた。
1泊だけして翌日すぐに別の宿に移動。



屋上からはレギスタン広場も見える。




この宿で出会った日本人夫婦から味噌汁をいただいた。
4ヶ月ぶりの和。
おいしくておいしくて、一杯の味噌汁に顔がにやける。

ここはやけに落ち着く、居心地いい。
もう少しいたいけど、タジキスタン入国日は明日。


Samarqand, Uzbekistan



2 件のコメント:

  1. 宿、残酷な現実を突きつけられましたね。
    経営者が変わっていたのですか?
    冬は凍結した道路に気を取られながらの観光でしたが、今なら思う存分闊歩できそうです。
    色鮮やかな服を着た女性も多くて街が華やかなそうです。

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    1. 経営者は変わってないですよ。
      運とかタイミングとかあるのかもしれませんが、あまりに誠実さに欠ける対応が繰り返しあったので一晩で見切りをつけました。
      すぐ近くの宿に移動しましたが、ここは文句なしです。

      花と同じく女性たちも本当に鮮やかに着飾っています。
      「写真撮らせて」って言うのを我慢しながら眺めてます。

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