2018年4月23日

ウランバートル 4

ぼちぼちやることもなくなり、特に見たいものもなく、あとは残された時間でどれだけ肉を食えるか、と街を歩いていたら、「ジャポン!」と言って近づいてくる人が。

あー!!!

そう、ロシアでの道中にランチをごちそうしてくれたトラックドライバーたちだ!



↓この人たち。


たしかにかれらはモンゴルへ行くと言っていたし、僕もそうだったのだが。
まさか会えるなんて思ってもなかった。
僕らは暖かくハグして、力強く握手を交わした。

「ハラショー! またね!」

滞在した宿。


なんと屋上にゲルが並ぶ。


今は閑散期で、なんか改装中で、宿泊できるゲルはひとつだけだった。


1ゲル4ベッド。




1泊US$5(11950トゥグルグ=538円)。
8泊して、たった4304円。

ゲル内に電源、Wi-Fi、ケトル、ヒーターあり。
トイレ・シャワーは共同で、ちゃんとお湯も出る。

天井のシートが1枚めくられており、昼間はライトなしでも明るい。


チェックインした時、他に2人の客がいた。
2人とも日本人だった。
こんな時期にこんなところで出会う旅人は短期旅行者ではなく、仕事を辞めて長期旅行している放浪者。
久しぶりに、とはいってもまだ1ヶ月ぶりだが、日本語で話ができる。
なんだか初対面とは思えないほど自然に、言葉が止まらない。
でもそれはたった一晩だけで、その後はずっと僕ひとりだけだった。



1泊538円にもかかわらず朝食付き。


朝から肉まん4個、重い。


屋上からの眺め。












肉肉肉。






шарсан мах (シャルサン・マハ)
「シャルサン」は「炒める」。
「マハ」は「肉」。
僕が最も多く発したモンゴル語だ。
写真なしメニューのレストランでも、この言葉だけおぼえておけば怖くない。





1食だいたい5000~8000トゥグルグ(225~360円)。
ツァイ(茶)を付けるとプラス200~300トゥグルグ(9~13円)。
コーラ500mlが1100トゥグルグ(49円)。
もしモンゴルに住むことになったら絶対に自炊なんかしない。

肉は基本、ヒツジ肉。
メニューにはビーフやポークもあるが、僕は臭みのあるものがけっこう好きなのだ。
チキンの普及率がこんなにも低い国はめずらしい。
魚はまったく食べないのかな、見たことない。

日曜日はローカルレストランが休み。
スーパーでいろいろ買っちゃった。


ラーメン2人前1袋5117トゥグルグ(230円)。
外国で買う日本食品にしては安いが、レストランで食べる山盛り肉料理とインスタントラーメンがほとんど同価格と考えると高い。

モンゴルトゥグルグ。




旅を始めてまだ間もないですが、ルートの都合により飛行機を使います。
通過できる国境、滞在許可期間、ビザ、季節などの縛りが複雑にからみ合って、ユーラシアは一筋縄ではいかないのです。

イランへ飛びます。
中国ほどではないですが、イランもネット規制があるようです。
VPNを使ってアップするつもりですが、更新が滞っていたらネットがうまく使えてないんだなと思ってください。


Ulan-Bator, Mongolia



4 件のコメント:

  1. 二度あることは三度あるかも知れませんねー。

    ご存知だと思いますが、経済制裁の影響でイランはクレジットカードがほぼ使えないと思います。
    でもアメリカと大喧嘩してるくせに外貨ではドルが一番人気という矛盾。
    そう言えばアライバルビザの支払いはユーロでした。
    本当はドルが欲しいくせにささやかな抵抗なんでしょう。

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    1. 今はアライバルの支払いドルでもOKのようです。
      ビザもビザ延長も、新しい情報ほどゆるくなってる感じがします。

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    2. トンネルベア。
      海外ではこの無料VPNを使ってます。
      よろしければご参照下さい。

      イラン好きです。楽しみです。

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    3. 聞き覚えのないVPNですね。
      すでにいくつかインストールしてますが、いろいろ試してみます。

      イランは旅人たちから絶賛されてますが、一方で自転車旅行者からは必ず悪い体験談も聞きます。
      できるだけニュートラルで臨みたいと思います。

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