2018年4月12日

モンゴル高原 1



チョルテンの番犬?


モンゴルのイヌといったらおっかなそうなイメージであったが、気質はロシアのイヌと変わりない。
吠えて追いかけてくるが、立ち止まってこちらから向かってやったりするとおとなしくなる。



半砂漠から不意に森林地帯。






モンゴルでは国土の90%で砂漠化が進行している。
ここ20年で数百数千の河川と湖が消失している。





少年は僕に気づくと、興味津々な様子で駆け寄ってきた。
「ヤポン(日本から来たよ)」
「フォト(写真撮らせて)」
と言ったら笑顔で応じてくれた。



まだ10代半ばぐらいだろうか、こんな少年が馬を自在に操る姿、カッコイイもんだな。













遊牧民は穏やかでフレンドリー。


この写真を撮った直後、着信音が鳴って彼はスマホで通話しだした。

スマホはともかく、こんな乾燥地帯で水はどうしているのだろう?
井戸でもあるのか、それとも遠く離れた川まで汲みに行くのか。



移動式住居、ゲル。


かれらにとって行動範囲とかテリトリーってどんなものなのか。
他者との距離感ってどんなものなのか。

近所の国で同じような顔をしていても、定住農村社会から過密都市への歴史を歩んだ日本人(東京人)とは対極的、理解を超える。

ちなみに、モンゴルは人口密度の低さ世界一。
日本の4倍の国土に人口たった317万人。
そのうち43%が首都ウランバートルにいる。



















これは氷ではなく、塩湖のようだ。
塩をかき集めている人たちがいた。






Darkhan, Mongolia

1207km



4 件のコメント:

  1. モンゴルに入った途端に空が一気に高くなった青くなったように思うのは気のせいでしょうか。
    今のところ最凶の犬はトルコ(クルド?)犬ですか?

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    1. ロシアの終盤もモンゴル的でしたが、モンゴルに入ってより土地が開けて乾燥してきたせいでしょうか。
      国土はロシアの方が広くても実感として「モンゴルでけーっ」てなります。
      はい、トルコ(クルド)再訪を渋らせる理由のひとつとして、イヌがおっかないことが挙げられますね。

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    2. しかしながらトルコ再訪をお考えなら少し前向きになれるかも知れない情報を。
      トルコリラ対円安値更新中です。
      前回2012年に比べると半値近くになっているのではないでしょうか?
      https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/try.html

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    3. トルコの動向には注目すべきですね。
      もともと中東の紛争には直接無関係だったはずのトルコが、今やその中核にいる気さえします。
      いつまでも加盟させてくれないEUに見切りをつけ、クルド人を支援するアメリカと離反して、ロシアと接近していくのか。
      いずれにしても僕のルートに影響することはなさそうです。

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