2018年7月30日

Nomads Highway 2

いったん標高2200mまで下降して、再び上昇。


ハロー! ハロー!


一重まぶたっすなー。




下界は雨。


冷たい風が容赦なく吹き付ける。

ハイウェイから少しそれて、スキー場の宿に行ってみた。
季節が違うので他に客はいなかったが、一応営業していた。
キャビンタイプでさぞかし高いのかと思いきや、800スム(1305円)。
Wi-Fi以外の必要なものは一通りそろっている。

部屋は掃除されておらず、前の客が使ったままになっていた。
おばちゃんは「あっ」と言って、ベッドのシーツを少し伸ばして、「これでいい?」みたいな顔をした。
シーツ取り替えてくれないのか、まあいいか。



僕のことを暑がりだと思っている方もおられるだろうが、この時僕は暖房をつけた。
外気は9℃だったが、強烈な冷たい風に体温を奪われて、体感気温は5℃以下だったと思う。
つい数日前まで暑い暑い言っていたのがウソのようだ。















標高3000m。
峠は2.5kmのトンネル。

トンネル前でトラックが停まってるのは何だろう?


なるほど、大型車は行き違いができないから、信号が青になるまで待つのか。


照明は問題なかったが、やはり排気ガス地獄。
中央付近でファンが回っていたが、あまり効果なし。
また寿命が2.5年ぐらい縮んだ。





ここが最後の峠。
山岳走行もこれでひとまずおしまい。









ひたすら下る。
やはり向かい風で、せっかくの下りなのに進みが悪い。

遊牧民エリアもなくなり、下りきると再び農村。
同じ国の同じ民族でも、耕す民と耕さざる民が交互に現れる。



首都ビシュケクの少し手前のカラバルタで1泊。
下りきったらまた暑くなるものだと覚悟していたが、意外なほど涼しい。

金髪色白のロシア人が増えた。
そのせいか、GSに併設されている店はユーロピアンスタイルで、コーヒーやクロワッサンやパイが売られている。
中央アジアの食にはもうウンザリしてるので、これはいい。

いかにも旧ソ連的なボロ宿で、400ソム(652円)。
これが納得の適正価格だ。
ボロいだけで、Wi-Fi以外の必要なものは一通りそろっている。
なにかと不便を強いられた地方の宿代が高くて、首都に近づくほど宿代が安くなっていく。

Wi-Fiはなくても、4Gが飛んでいて、SIMでのネット接続はストレスない。
YouTubeもまともに観れた。


Bishkek, Kyrgyz



2 件のコメント:

  1. 中央アジア入りしてから普通に高低差1000メートルくらいある道が続きますね。
    寒暖差も大きいようですが今まで風邪を引いたことはあるのですか?
    一度急性虫垂炎?になったことはお聞きしましたが。

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    1. 急性腸炎ですね、自己診断ですけど。
      虫垂炎って盲腸のことじゃないですか?
      風邪は引いたことないです。

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