2020年1月19日

グアダラハラ

標高1500m。
メキシコ第2の都市グアダラハラ。

高校時代の同級生が最近まで仕事でここに住んでいた。
残念ながら今は帰国してしまって会うことはかなわなかったが、少し前から連絡をとっていろいろ教わった。

大都市に突入するのはやはり大変。
交通量多く、道は複雑、路面はボコボコ。
ドライブマナー悪化、クラクションよく鳴る。
歩道は段差だらけなので車道を走る、でもバスは僕を避けずかすめるほどまで寄せてくるし、右折車は自転車歩行者がいようがかまわず曲がってくる。
都市部特有の、気持ちの余裕の無さをぶつけられる。

Casa Colores Hostal。
ドミトリー1泊125ペソ(736円)。
料金は日によって変動。

宿周辺は閑静な住宅地。






宿から旧市街中心まで3kmほど。







アイス屋さん、ジュース屋さんがたくさんある。
メキシコ人もアイスが大好きで、アイスやジュース片手に歩いてたり、木陰で涼んでいたり。


テフイノス、25ペソ(147円)。



メルカド。 


プリン!


うまい!
20ペソ(117円)。




まるで台湾の夜市
こういう大衆食堂文化は明らかに白人文化圏とは異なり、アジアと通ずるものがある。
中南米は、スペイン人に多く虐殺されたものの、先住民とスペイン人が混ざってきた。
その先住民は、元はアジアから長い道のりを経てこの大陸へ分布したモンゴロイド。
食文化の楽しみ方、そして辛いものが好き、というのもモンゴロイド共通の何かがある気がする。

ほらアジア出てきた。





ホントかよ。

アジアといっても、中華も韓国もなく、日本食だけだった。
メキシコってそんなに親日だったかな。














先住民の子供が寄ってきて僕の腕を突っつき、小銭をせがんできた。
こういうのはアフリカ以来。








建設ラッシュ。



まさかメキシコにデカトロンがあるとは。


これも友人から教わった。
アウトドア用品、自転車パーツもよくそろっている。
ただしガスは売っていない。

ここも友人から教わった自転車屋。


入るなり、店主から日本語で「オハヨウゴザイマス」と言われた。
何度も日本に行ったことがあって、すばらしい国だと大絶賛してくれた。



グアダラハラに着く前、突然スマホが壊れた。
歪んでしまったのか、ふたが分離して内部が露出するようになり、戻せない。
落としたり衝撃を加えたおぼえはない、初めての現象。
まだ正常に作動しているが、新しいのを買うことにした。
旅もスマホに大きく依存するようになったので、メインとサブの2台持ちぐらいにした方がいい。

ELEKTRAという家電量販店へ。
店内は混んでおらず、スマホコーナーへ行くとすかさず店員が話しかけてくる。
明確に買う目的で来た時は、話しかけてくれた方がいい(そうでない時は放っといてほしい)。
僕はがんばってスペイン語を話そうとし、店員はがんばって英語で話そうとする、よくある。

僕のスマホは、2年以上前に日本で買ったASUSのZenFone、3万円ぐらいだったかな。
使い慣れた同じ機種を買いたいものだが、店でASUSを見かけることはまずない。
スマホ市場も年々変化している、日本では今どうなってるのか知らないが、海外の店ではやはりSAMSUNGとHUAWEIが圧倒的に強い。
他はあまり耳になじみのないメーカーで、聞いてみるとやはり中韓のメーカーが多いようだ。
どうもアジアのメーカー名は発音しづらいものが多い、HUAWEIもいまだに言いづらいよね。
日本のTOSHIBAとかMITSUBISHIとかも外国人には発音しづらいのかもしれない。
アメリカでお世話になった家にはZOJIRUSHIの炊飯器があったが、すごく奇妙な発音で呼んでいた。

僕が選んだのは、APPLE以外はほとんど知られていないアメリカのメーカー、BLUのG6。


2699ペソ(1万5905円)。
5.7インチ、64GB、指紋認証。
ケースと保護フィルム付属。
今まで使っていたSIMを挿せばネット接続可。

旧市街にあるスマホショップでは1000ペソ(5894円)以下のスマホもたくさん売られているが、さすがにあまりに安すぎるのは怪しいので、これぐらいがちょうどいいかな。
iPhoneしか使ったことがない日本人はandoroidを不審がるようだが、これだけ競争が激化して低価格高品質のスマホが量産されるようになると、価格を落とそうとしないiPhoneはまず選択肢に入らない。

それでも初めての名も知らぬメーカーは少々の不安があったが、今のところ動作にまったく問題はない、むしろ使いこんで重くなったASUSよりもずっと軽快。
細かい違いはあるが、androiodなので基本は一緒。

磁場センサーが搭載されていないようで、コンパスのアプリが使えない。
マップも、現在地はわかるが方向が指示されず、ただの青い点だけが表示される。



宿はBooking.comで最安、にしては広くてきれいで居心地いい。
客はメキシコ人が多く、スタッフは一応英語を話せるが聞こえてくるのはほぼスペイン語。

チェックインした日、日本人男性がいた。
彼はグアナファトと間違えてグアダラハラに来てしまったそうだ。
日本人と会って話をするのは、モニュメントバレーでタカシマさんとお別れして以来。
アメリカもメキシコも観光さかんなはずなのに、なかなか会わないものだ。
ほぼ入れ違いで、あまりゆっくり話できなかった。



近くにある日本食品店。

外観は目立たず地味だが、入ってみてビックリ。
こんな大きな規模で商品がすべて日本のものだなんて、すげえ。
客はメキシコ人ばかりで日本人はおらず。
僕はひとりでニヤけながら店内をグルグルと何周もした。
食品だけでなくちょっとした食器類も、あと百均的な小物もあった。
すばらしい、ただし物によってはすごい高額。





スマホにアプリを入れたり、データを整理したりで、かなりの時間を費やしてしまった。
3泊の予定が4泊に。
明日出発。

Guadalajara, Mexico



2 件のコメント:

  1. スマホが壊れるんですか。何でもありますね。
    写真を見る限り、親日ですね。
    YAKIMESHIと言うメニューに目が行ってしまった。
    サオリののぼりが気になりました。
    食べ物に気をつけて下さい。

    返信削除
    返信
    1. よくわからない日本語は各地でよく見かけます。
      この日はメキシカンを食べたい気分だったし、日本食はちょっと怪しかったのでやめときました。

      削除