2018年3月12日

引越

この2年10ヶ月で僕が領有した全プライベート空間(200×100×85cm)。


都心でスピード貯蓄するためのひとつの選択肢。

ほとんどが個室だが、唯一僕の部屋だけがドミトリーで、8畳部屋に2段ベッド3つ。
トイレシャワーは共同、キッチン、ランドリーなど生活に必要なものはそろっている。
敷礼なし保証人不要、ほぼ手ぶら状態でも即日入居できる、根無し草の旅人にはもってこい。
光熱費Wi-Fi込みでドミトリーは35000円

東大の近くなので東大生もいたり、外国人もいたり。
社交的な人もいれば、一切コミュニケーションを取らない人もいる。

立地がとにかくすばらしい。
郊外に住んで満員電車で長時間通勤するのを選ぶか。
生活レベルを落として都心に住んで無駄な移動時間を省くか。
一度都心のシェアハウスの便利さを味わった僕はもう、郊外のアパートやマンションを借りる気は起きない。

26人が生息するこの我が家で唯一の食事スペース。


国籍も職業も性別もバラバラ、元来なんのつながりもない赤の他人たちとともに生活する不思議空間。
世界旅行で経験する、自分とは異質な常識で生きる人たちとの奮闘、でも結局は同じ人間だよねっていう共感はここでも似たようなもの、世界の縮図といっても過言ではない。
誰よりも共同生活に不向きな僕がここでやっていけたのは、知らず知らず旅で身についた生きる術のおかげだ。





2 件のコメント:

  1. それこそ同じ屋根の下に暮らす間柄で全くコミュニケーション取らない人は気味悪いですね。

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    1. それぞれ事情がありますしね。
      最初は話したけど、合わなくて離れていった人もいますし。

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