エディンバラから西へ。
WARMSHOWERSで民泊。
一人暮らしの女性宅。
イギリスもセントラルヒーティングを導入していないようで、屋内は寒く、上着を着たまま。
洗濯物が乾かない。
わずかに標高が上がっただけで雪景色となった。
人生で二度目の白虹(霧虹)。
一度目は山中湖だった。
雪上キャンプをしたかったが、標高が下がったら雪はウソのように消えてしまった。
アイリッシュ海。
森がなく、ほとんど農場か私有地で、キャンプに適した場所がなかなか見つからない。
日没後、廃墟を発見してその裏にテントを張った。
フェリーでアイルランド島へ。
2時間15分の航海で£34(4873円)。
やっぱ高い。
1801年から1927年まで、イギリスは「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」であり、アイルランド島全域もその領土として含んでいた。
プロテスタントのグレートブリテンに対してアイルランドはカトリックなのだが、スコットランドから大量のプロテスタントが移民してきたため、アイルランド島北部はプロテスタントが人口の3分の2を占めて多数派となり、対立が深まって1920年に南北に分裂した。
1922年に南部はアイルランドとして独立し、北部は北アイルランドとして連合王国にとどまることとなった。
分裂後も北アイルランドでは、アイルランドへの併合を望むカトリック(ナショナリスト)とイギリスとの連合維持を望むプロテスタント(ユニオニスト)の対立が続き、1970年代にテロと武力闘争が多発、1998年に政治的合意がなされた。
現在もなお両者の溝は埋まっていない。
首都ベルファースト。
なんともこじんまりとした首都。
アイルランド島に来たらアイルランド、と思ってしまいがちだが、ここはまだイギリス。
WARMSHOWERSで民泊。
ホストはイギリス系プロテスタントかアイルランド系カトリックか?
意外にも無宗教のロシア人だった。
イギリスの道路があまりにも最低すぎて、とっとと出国してしまいたい。
GDP世界6位の経済大国が、どうしてこんなゴミみたいな道路しかつくれないのか(日本といい勝負かもしれない)。
道路的にはストレスしか生み出さない国だが、出会ったイギリス人は皆フレンドリーで紳士的だったのが救いだ。
イギリスポンド。
七角形のコインはレア。
裏がウサギ?
スコットランドには独自の紙幣があるらしいが、入手せず。
Galway, Ireland
14788km
しばらく?更新がないと思っていたらどんどん前進されてたんですね。
返信削除ウズベキスタン編で見た樹氷を思い出します。
ゲイリー・ムーアの故郷ベルファースト。
街を見た感じあまりブルージーな感じはないですね。
アイルランドって象徴的なものが正直あまり連想できません。
U2、シン・リジィ??
髪の毛が凍るほどの環境でもニット帽とか被らないのですか?
暑いところでキャップを被っていた写真は過去に拝見しましたが。
硬貨ピーターラビットですね。
これは初めて見ました。
民泊とキャンプが続くとなかなか更新する余裕がありません。
削除北アイルランドはその歴史の割には、特に個性的なものは実感としてはありませんでしたが、アートや音楽はさかんなようです。
しばらく極寒地を走行するならもっと重装備になりますが、突発的に雪と霧のエリアを抜けただけで、気温も一番低くて-5℃程度です。
ピーターラビット、何でしたっけ、ググってみます。
イギリス滞在結構長いですね!ちょうどタジキスタンのザキさんとチャットしていて「Ryoさんは無実の罪で牢屋に5年10年入れられても自分が折れない人だ。本当にRyoさんの精神を見習いたい!」と何度か語っていました。こんな悪天候、なぜ旅をするのかを想うことなくただひたすら前進。疲れた時は休む、食べるときは思いっきり食べるって本当に大事ですよね!私もこの数年本当に厄年続きで、今も正念場ですが、Ryoさんのブログ読むたびに何かパワーもらいます!
返信削除気の赴くまま好きなことを好きなようにやってるだけなので褒められたことではありません。
削除人のために何もしてきませんでしたが、こんなブログでも読んでもらって励みになります。
スコットランドに行ったら、行きたい場所がある。
返信削除アイラ島にあるラガヴーリン蒸留所・・・ryoは興味ないだろうけど、好きなシングルモルトウィスキーなのだ。
以前は家で飲まなかったけど、ウィスキー好きなり家にも買って飲むようになった。
うん、酒のことはまったくわからん。
削除ひとつの場所にもっと焦点を絞る旅だったら、スコットランドの北の果てまで行ってみるのもいいかも。