2019年2月18日

ロカ岬

朝のリスボン。






リスボンから40kmほど北西にある、ユーラシア大陸最西端ロカ岬へ。





海沿いはフラット、内陸は少し登る。



気持ちいいなー。







FIM DA EUROPA = ヨーロッパの果て


到着。


噂には聞いていたが、すごい人。


人、人、人。


ヨーロッパ最北端ノールカップアフリカ最南端アガラス岬とは大違いだ。
それだけここはアクセスが良く、季節の厳しさもないということなのだろう。
しかも土曜日。

モニュメントの前は写真待ちで列ができるほど。


さすがにこの状況で三脚を立ててセルフタイマーで撮るのはムリ。
ほんのわずかなスキを狙って一瞬だけ自転車を置いて撮影。


この海のはるか先にアメリカが。


西の果てから見る夕日。




人の多さも忘れさせるほど美しい夕日に、ひとり黄昏れた。



モニュメント前は雰囲気も何もない、このごった返し。




「Cabo da Roca」(ロカ岬)と書いてあります。


岬から1kmほど離れたところでキャンプ。
あそこにいた人たちはほぼ全員日帰りだろうから、夜は人の気配もなく車が通る音もなく、静まり返った。

現在、日の出7:25、日没18:15。
南下したせいもあり、冬が終わったせいもあり、日が長くなってだいぶ活動時間も伸ばせる。

ニューテントは、フライシートがかなり厚め。
直射日光対策のためか、遮光シートになっているようだ。
風通しもよく、夏でも涼しくすごせる設計。
ただ、外が明るくてもテント内は暗いので、ヘッドライトの使用時間が長くなる。



朝、まだ人気を感じなかったのでもう一度岬に行ってみた。



カップルが一組いただけで、ほぼ独占。
モニュメント前でまともに写真を撮るなら、朝一番がオススメ。
ただし逆光。



昨日はろくに読めなかった碑文を見つめてみる。


"AQUI ONDE A TERRA SE ACABA E O MAR COMEÇA"

「ここに地終わり海始まる」


Setubal

15174km



4 件のコメント:

  1. ロカ岬、スイスで思い描いていた進路と現実でモヤモヤしていた時2回ほど行きましたね。黄昏を見て180度改心することはありませんでしたが、悩めるのも生きている贅沢さを感じているんだなと思いました。ポルトガルの気候大変気持ちよさそうですね。まだまだ日本は寒いですが、大好きなポルトガルの穏やかな冬の景色見るだけでも元気出ます!ブログ楽しみです!

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    1. 岬っていいもんですよね。
      思いにふけりたい時、モヤモヤしている時は特に。
      自転車でかっ飛ばしてキャンプするのがなおオススメです。

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  2. 同所を去年1月に行きました。
    市内からサイクリングするには最高の道でしょうね。
    バスで行きましたが復路バス酔いして途中下車した思ひで。
    1543年種子島に火縄銃を伝えた船もこの海から航海を始めたのかと感慨げに思いを馳せました。

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    1. 日本人もたくさん行ってるはずなんですが、ほぼユーロピアンと中国人韓国人だけでした。
      ここだけでなく近頃まったく日本人旅行者を見かけません。
      グループではなくソロだから目立たないだけなのかな。

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