2018年12月22日

ブレーメン

雨が雪になることもあるが、走行状況は相変わらず。
アップダウンがないことが、短い日照時間でも1日100km走行を可能にしている(日没後の暗闇走行も当たり前になってしまったが)。

ブレーメンという都市で2泊。
またしてもハズレ宿を選んでしまった。
二度続くと、ドイツにはろくな宿がないという印象を持ってしまう。
僕はただゆっくりくつろぎたいだけなのに。

例によって、長電話する労働者。
人が寝ていようがかまわず大声で話したり、イヤホンせずに動画を見る労働者。
だいたいロシア人、それから黒人。

やはりコンセントの問題で部屋で充電できず。
Wi-Fiは部屋まで届くが不安定でよく途切れる。
ロッカーの鍵をもらったが、壊れているので使い物にならず。
貴重品は24時間肌身離さないが、カメラやラップトップなどはベッド下の奥の方に隠すしかなく、隙を狙って盗まれる可能性もある。

自転車はガレージに置かせてもらったが、出発する時はガレージの鍵を開けてもらわないと自転車を出せない。
朝何時に出発するかと聞かれたので8時と答えたら、「8時は早すぎる。出社は9時だよ。」と言われ、「わかったよ。じゃあ9時に頼むよ。」
出発の日の朝。
こういう時の嫌な予感ってたいてい当たるもので、9時になっても誰も来ない。
電話したら、「今向かってるところだ。数分で着くよ。」
結局、スタッフが到着したのは9時40分だった。
貴重な短い日照時間を、ただ待つだけでムダにされてしまった。
ドイツはもうダメかもしれん。

アジアショップでラーメン発見。


€5.50と高額だが、我慢できずに奮発。

ジャパニーズラーメンとジャーマンソーセージの融合。


キッチンにはどんぶりなんて物は存在しないので、鍋のまま食べた。
もちろん箸もないので、フォークで。

欧米では、麺をすすって音を立てて食べるのはマナー違反。
人前でスパゲティを食べる時はいつも苦労する。
日本人としては麺をすすらず無音で食べるのはほぼ不可能、でもできる限り静かに食べる。
この時はリビングに誰もいなかったので、思いっ切りすすって音を立てて食べてやった。





こんなところで日本。


ボンサイガーデンが流行ってるらしい。






小さな田舎街で、WARMSHOWERS。



Amsterdam, Netherlands

12854km



2 件のコメント:

  1. 欧州では特に几帳面そうなドイツとの印象がありますが本当に失望しますね。
    同じような経験を中国でよくしますが相手は人民ですので諦めています。

    私事ですが年明けからマレーシアへ参ります。
    初めてなので参考にとラウンド2のマレーシア編を読み返しました。
    連日スイーツ尽くし(特にかき氷)自宅での宿泊を誘ってくださる心温かい方々。
    クラクション禍にもさいなまれることなくウッキウキの走行でしたね。
    本場のスイーツが楽しみになりました。

    返信削除
    返信
    1. 僕にとってマレーシアといったら何よりもチェンドルです(あとABCというのもありました)。
      旅人同士でチェンドルの話をしても知っている人はほとんどおらず、また共感も得られません。
      有名無名ではなく旅というのはやはり個人的な経験が強く残るものだとつくづく思います。

      削除