2018年11月28日

ボヘミア 1

ブルノからプラハまで210km。
通常なら105km×2日の行程だが、日照時間が短い上にアップダウンの連続なので、70km×3日の行程で。

ブルノ~プラハの最短ルートは高速。
また一般道を探しながらだが、前半は高速に沿って比較的わかりやすい道が並行していた。

道幅は決して広くないが、交通量が少ないのでストレス減。








スロバキア同様、チェコもリンゴの木だらけだが、もうほとんど落ちてしまっている。


1本の木から一体どれだけの果実を生み出すのだろう?


もったいない。




キャンプに適した森が豊富にあるのが本当に救いだ。
日没が迫ってきたら適当な森にスッとすべりこむだけでいい。
人に見られる心配もなく、静かだ。



日の出7時半、日没16時。
15時半にはテントを張り、16時に自炊開始、16時半に食べ終えるぐらいが理想。
17時には完全に暗闇。
コーヒーを飲みながら本(電子書籍)を読み、あるいは音楽を聞き、19時に就寝。
そんな早く寝れるわけないって思うでしょう?
でも日没が早いと寝れちゃうのです。
朝5時半起床までぐっすり。



後半は、うまい迂回路を見つけるのが難しくなってきた。
もしGPSなしで紙の地図のみだったら速攻で迷子になりそうなローカルロードを進む。
最近は低温のせいで、バッテリーの消耗が非常に激しい。
節電のためマップを開く頻度をなるべく減らしたいのだが、いちいち立ち止まってマップチェックしなければならない。



街や村は人気がなく、イヌだけが僕に反応して吠え騒ぐ。
でもちゃんと敷地内で飼われているイヌなので、襲われることはない。





もったいなーい。


岩岬先生からいただいた羊羹と、もぎ取ったリンゴ。




再び北上しているので、気温低下。
日中0℃。



チェコ語はまったくわからないが、これが「この先通行止め」というのはわかる。


迂回路のさらに迂回路で行く。
この日はこういう通行止めが二度もあった。
交通量が少なくてのどかなのはいいけど、日没に迫られてるのでこんな回り道がペースに大きく影響する。
やっぱり幹線道路を高速にされてしまうのは不便だな。

街中に入ると、「歩行者と自転車は歩道へ」という標識が出てくるのだが、この縁石はいい加減にしてほしい。


荷物満載の自転車だと、いちいち降りてクソ重い自転車を持ち上げなければならない。
自転車だけでなくベビーカーも車椅子も、あらゆる車輪にとって障害となる縁石をいつまで残しておくつもりなのか。

3日の計画で正解だった。
1日70~80kmペースで目一杯だった。


Praha, Czech

11276km



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