2018年6月2日
マリ
ほんと、何の建物なんだろう?
ふつうのオフィスビルとかないのかな。
街は整然としていてゴミもなく、きれい。
ドライブマナーも良く、クラクションも鳴らず、静かだ。
アゼルバイジャンやブルネイとも通ずる石油成金国。
競争原理を激化させて経済を活性化させようなんて気はない。
外国人を呼び寄せて観光収入を得ようなんて気もさらさらない。
だって石油と天然ガスがあるから。
独裁政治だけどうまいことやっているのか、経済水準は高く、格差もなさそう、平穏に見える。
資源が豊富な小国に限っては社会主義もうまくいくのかもしれない、マルクスがこの国を見たらどう思うだろうか。
イランのように資源は豊富にあっても、世界のボスである欧米と険悪な関係になってしまうと国内の経済発展も今ひとつ奮わない。
僕個人は、独裁政治が絶対的悪で民主主義が絶対的正義だとは思っていない。
どちらにもメリット・デメリットがある。
選挙カーの演説のノイズに音環境を破壊されるぐらいなら、静かな独裁政治の方がいいんじゃないかと思う時はある。
華やかに着飾った女性たちに見とれてしまう。
なんかスタイルもすごくいい。
スカーフをしていない人もいるし、半袖で肌を見せている人もいる。
ロシア系の人も見かける。
わかりにくいけど、これはバザール。
アイスクリーム屋のおねえさん。
イスラム色が弱くなると、女性も自然に僕と話をしてくれる。
「へ~、こんななんだ~」とキョロキョロしながら写真を撮る僕を、女性たちはめずらしがってクスクス笑っているような気がする。
これぐらいの規模の都市でも、英語を話せる人は皆無。
なんとなくロシア語と勘でコミュニケーションを試みてるけど、やはり難しい、聞きたいことたくさんあるのに。
わかりにくいけど、これは売店。
トルクメニスタンのコーラ。
2.2マナト(闇12円、公68円)。
なつかしい中央アジアの食。
30マナト(闇163円、公936円)。
想像以上に安い物価。
これじゃマナトを使いきれずまた余ってしまいそう。
安宿なんてなさそうなので、比較的こじんまりしたホテルを選んだ。
ここぞとばかりにマナトを使ってやると思ったが、まさかのドル払いのみで、マナトは受け付けてくれなかった。
US$42。
うまくいかないなー。
クオリティは日本のビジネスホテル並みだが、Wi-Fiなし。
電波ひとつ拾いやしない。
この国、ネットってあるのかな。
Alat, Uzbekistan