2019年8月18日

イエローヘッドハイウェイ 2

ロブソンを発って10kmほど、道路の反対側でガサガサと音がした。
止まってみたら、ブラックベアだった。



近い。
12~13mほどだろうか。
ブラックベアはしょっちゅう見かけるが、こんなに接近してしまったのは初めて。
声を上げて呼びかけ、こちらの存在をアピール。
数秒僕のことを見つめたが、その後気にせずムシャムシャと草を食べ続けた。







ムースレイク。


ビジュアルだけだと美しい大自然だが、仮にもここはハイウェイ。
相変わらず交通量は激しく、大型トラックも多い。
制限速度は100km/h、ガンガン飛ばしており、広い路肩があるとはいえ止まって撮影する時も気を緩められない。















ブリティッシュコロンビア州からアルバータ州へ。


時差があり、時計を1時間進める。



エルク。


数mまで近づいても逃げない。

シカだけど、どこかウシっぽい顔。


横顔はウマっぽい。


和名はアカシカ。
北米以外の地域では「エルク」といえばヘラジカを指し、北米ではヘラジカを「ムース」と呼ぶ。
北米にやって来たヨーロッパ人がアカシカをヘラジカの一種と誤解して「エルク」と呼び、それが一般化してしまったのでややこしいことになっている。
先住民の言葉で「白い尻」を意味する「ワピティ」という呼称もある。
角を生やすのはオスのみ。




Hinton, Alberta, Canada

27004km