アトラス山脈の山麓に栄える都市、マラケシュ。
またとんでもなくツーリスティックな街。
白人が圧倒的に多い。
露出度の高い女性、ベビーカーで子連れの家族。
ヨーロッパ人からするとモロッコは庭みたいなもの、日本人が東南アジアを旅行するように気軽に来れるところなのだろう。
英語の通用度も非常に高く、子供から老人までけっこう話せる。
細い路地をバイクや自転車や馬車がけっこうなスピードでガンガン突っ込んでくる。
パンはハチ(?)まみれ。
食は、今までの街に比べてコスパが下がった。
サンドウィッチは15ディルハム(173円)以上する。
味もなんだか、コレジャナイ感。
最大のガッカリポイントは、いいアイス屋さんがないことだ。
これはダブルで25ディルハム(289円)もした。
カサブランカではトリプルで10ディルハム(115円)だったのに。
メニューをよく見ずに注文してしまった僕の失敗。
もうマラケシュではアイスは買わない。
アフリカではよくあることだが、店員が正装して店構えをオシャレにするだけで高級店になったつもりで料金を上げる店が多い。
日本だったらクオリティも上げないと淘汰されて潰れるだろうけど、多くの国ではそこは勝負するところじゃないようだ。
だから僕は店員が正装している店は避けるようにしているのだが、ここはそんな店が多く、早くも生きる術を見失っている。
Marrakech, Morocco