空港から市街中心まで50km。
すべてをクリアして、無事ホテルにチェックイン。
しかし。
ホテルで自転車を組み立てていたら、、、
フレームが曲がっているではないか!!!
シートステーの端部が数cmせばまっており、リアホイールが入らない!!!
ホテルの人たちにも手伝ってもらい、フレームを広げてなんとかホイールを入れられるようにはなった。
がしかし、ホイールはまっすぐ回転してくれない。
タイヤがチェーンステーに接触して回転が止まってしまうので、はめ具合を微妙にずらす。
すると今度はVブレーキの片方を圧迫しすぎてしまって回転が止まる。
フレームは精密に計算されたつくりになっているから、一度歪んだものを正確に元に戻すのは至難の業。
困った。
これはシリアスだ。
ホテルから5kmほどのところにスポーツ車を扱う自転車屋があるようなので行ってみた。
店の人に「This is a bad problem」と言われた。
フレームはいじらずに、スポークの締め具合を調整することでどこにも触れないようにしてくれた。
とても親切にしてくれて、工賃は無料、パーツや工具の品揃えもちゃんとしていて、いい店だった。
でもあくまで応急処置であって、根本的な解決はされていない。
バランスが崩れてスポークが折れやすくなったり、リムが歪みやすくなったり、フレームも折れやすくなるかもしれない。
今後ホイールの調整も、まっすぐではなく歪んだこのフレームに対応した調整が必要になる。
フロントではなくリアなのがまたタチが悪い。
スプロケットの方向もチェーンの流れも微妙に曲がっているから、ディレーラー調整もやりづらくなるだろう。
輪行の際にシートステーやフォークが曲がらないようにする固定棒があるのだが、金属製ではなく、店に無料で置いてあったプラスティック製にしてしまったのがいけなかった。
あれは使い捨てのようなもので、1回の輪行でもろくも折れてしまっていた。
輪行の際にシートステーやフォークが曲がらないようにする固定棒があるのだが、金属製ではなく、店に無料で置いてあったプラスティック製にしてしまったのがいけなかった。
あれは使い捨てのようなもので、1回の輪行でもろくも折れてしまっていた。
とりあえずは走行可能だが、これはへこむな。
人がへこみながら調整を繰り返している時、こいつはバカにしてんのか。
バカにしてんだろ。
にらまれた。
Tehran, Iran