2020年1月5日

ラパス

ラパスからメキシコ本土のマサトランまでフェリーで行く。
Baja Ferriesのウェブサイトは正常に機能しておらず、オンラインで予約できなかったので、街にあるオフィスまで行って直接チケットを買った。

就航は火木日。
ラパス到着翌日の12月30日にオフィスに行ったのだが、次に利用可能なフェリーはなんと8日後の1月7日だという。
後で人から聞いた話だと、年末年始だからというわけではなく、いつも混雑しているそうだ。

チケット1240ペソ(7074円)+自転車200ペソ(1141円)=計1440ペソ(8217円)。
夜出発して朝到着、食事付き。

窓口の人は英語を話せず、完全スペイン語。
外国人の僕に丁寧に説明してくれるのだが、時々不意に加速してガーッと早口になる、さすがにわかるわけないのでやめてほしい。

しかしまあ、フェリーでこんなにも待たされるとは。
今は時間的制約もなく、宿代も安くすんでるので問題はないが。
それに、思う存分ゆっくり休めるというのは、なんともぜいたくなものだ。





宿周辺は閑静な住宅地。


海まで3kmほど。














街中心まで5kmほど。




街中心の海岸道路だけ自転車レーンあり。








日中22℃。
泳いでる人もいる。










都心の高層ビル群にひっそりと残る小さな神社のように、これも動かせないのかな。


メキシコ料理といえば辛いイメージがあるが、料理自体が辛いのではなく、別皿でくるサルサ(ソース)が激辛。
当然僕は、ちょっとでも危険を匂わせるソースは一切口にしない。
食の探究心はあるが、辛いものに関してだけは冒険しません(鋼の意志)。
上の写真右にある白いボトルはマヨネーズではなく、ハバネロソース。
店の人が事前に説明してくれたので爆死をまぬがれた。

ちなみに、サルサというと辛いソースのイメージがあるが、サルサはスペイン語でソースという意味で、辛かろうが辛くなかろうがソース全般を指す。
同様に、チョリソーも辛いソーセージのイメージがあるが、チョリソーはスペイン語でソーセージという意味で、辛かろうが辛くなかろうがソーセージ全般を指す。

時間つぶしに、特に買う物なくてもショッピングモールを渡り歩く。


メキシコも車社会。
バイクラックなんてものはなく、その都度ロックできる柱を探す。

メキシコの大手スーパー。


買い物カゴを置いていないスーパーも多く、客全員が巨大カートで店内をまわる。
この巨大カートも車で来たファミリーという想定、自転車で来た独り者はカゴの方がいい。

品ぞろえ、価格、総合的にやはりウォルマートが一番。


でもアメリカのウォルマートほど品ぞろえはなく、店内はやや雑然としている。

街並みも店も、遠目ではアメリカと大差ないほど発展したメキシコだが、間近で見るとやはりいろいろ雑だしムダもあるしツッコミどころも多い。
こっちはまだセルフレジもなく有人レジのみで、レジを打つ人と商品をカートに入れる人の2人体制、人件費ムダすぎる。

アメリカでは高すぎて買えなかったスシ、ウォルマートで買ってみた。


手前のサーモンロール69ペソ(394円)。
奥の「マグロマキ」、全然鮪巻きじゃないが、49ペソ(279円)。
しょう油も含めて、全然おいしくなかった。
本物のコカコーラ、2Lで28ペソ(159円)。

晩飯はいつもの如く自炊。
ここんとこ連日オムライス。
メキメキとクオリティ上がってる。

ラパスに着いて今日で6日目。
早くもここにいるのが苦痛になってきた。
疲れはすっかりとれて、これ以上宿でじっとしていると心身ともに腐っていきそうで、サイクリングも行く場所が決まってきて飽き飽き。
出港まであと3日、もうやることない。
ちょっと真面目にスペイン語でも勉強してみるか。


La Paz, Mexico