2019年2月5日

ベルファースト

エディンバラから西へ。

WARMSHOWERSで民泊。
一人暮らしの女性宅。
イギリスもセントラルヒーティングを導入していないようで、屋内は寒く、上着を着たまま。
洗濯物が乾かない。



わずかに標高が上がっただけで雪景色となった。

















人生で二度目の白虹(霧虹)。


一度目は山中湖だった。







雪上キャンプをしたかったが、標高が下がったら雪はウソのように消えてしまった。



アイリッシュ海。


森がなく、ほとんど農場か私有地で、キャンプに適した場所がなかなか見つからない。
日没後、廃墟を発見してその裏にテントを張った。







フェリーでアイルランド島へ。


2時間15分の航海で£34(4873円)。
やっぱ高い。

1801年から1927年まで、イギリスは「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」であり、アイルランド島全域もその領土として含んでいた。
プロテスタントのグレートブリテンに対してアイルランドはカトリックなのだが、スコットランドから大量のプロテスタントが移民してきたため、アイルランド島北部はプロテスタントが人口の3分の2を占めて多数派となり、対立が深まって1920年に南北に分裂した。
1922年に南部はアイルランドとして独立し、北部は北アイルランドとして連合王国にとどまることとなった。
分裂後も北アイルランドでは、アイルランドへの併合を望むカトリック(ナショナリスト)とイギリスとの連合維持を望むプロテスタント(ユニオニスト)の対立が続き、1970年代にテロと武力闘争が多発、1998年に政治的合意がなされた。
現在もなお両者の溝は埋まっていない。

首都ベルファースト。


なんともこじんまりとした首都。



アイルランド島に来たらアイルランド、と思ってしまいがちだが、ここはまだイギリス。

WARMSHOWERSで民泊。
ホストはイギリス系プロテスタントかアイルランド系カトリックか?
意外にも無宗教のロシア人だった。



イギリスの道路があまりにも最低すぎて、とっとと出国してしまいたい。
GDP世界6位の経済大国が、どうしてこんなゴミみたいな道路しかつくれないのか(日本といい勝負かもしれない)。
道路的にはストレスしか生み出さない国だが、出会ったイギリス人は皆フレンドリーで紳士的だったのが救いだ。

イギリスポンド。




七角形のコインはレア。
裏がウサギ?


スコットランドには独自の紙幣があるらしいが、入手せず。


Galway, Ireland

14788km