朝のリスボン。
リスボンから40kmほど北西にある、ユーラシア大陸最西端ロカ岬へ。
海沿いはフラット、内陸は少し登る。
気持ちいいなー。
FIM DA EUROPA = ヨーロッパの果て
到着。
噂には聞いていたが、すごい人。
人、人、人。
ヨーロッパ最北端ノールカップやアフリカ最南端アガラス岬とは大違いだ。
それだけここはアクセスが良く、季節の厳しさもないということなのだろう。
しかも土曜日。
モニュメントの前は写真待ちで列ができるほど。
さすがにこの状況で三脚を立ててセルフタイマーで撮るのはムリ。
ほんのわずかなスキを狙って一瞬だけ自転車を置いて撮影。
この海のはるか先にアメリカが。
西の果てから見る夕日。
人の多さも忘れさせるほど美しい夕日に、ひとり黄昏れた。
モニュメント前は雰囲気も何もない、このごった返し。
「Cabo da Roca」(ロカ岬)と書いてあります。
岬から1kmほど離れたところでキャンプ。
あそこにいた人たちはほぼ全員日帰りだろうから、夜は人の気配もなく車が通る音もなく、静まり返った。
現在、日の出7:25、日没18:15。
南下したせいもあり、冬が終わったせいもあり、日が長くなってだいぶ活動時間も伸ばせる。
ニューテントは、フライシートがかなり厚め。
直射日光対策のためか、遮光シートになっているようだ。
風通しもよく、夏でも涼しくすごせる設計。
ただ、外が明るくてもテント内は暗いので、ヘッドライトの使用時間が長くなる。
朝、まだ人気を感じなかったのでもう一度岬に行ってみた。
カップルが一組いただけで、ほぼ独占。
モニュメント前でまともに写真を撮るなら、朝一番がオススメ。
ただし逆光。
昨日はろくに読めなかった碑文を見つめてみる。
"AQUI ONDE A TERRA SE ACABA E O MAR COMEÇA"
「ここに地終わり海始まる」
Setubal
15174km