宿から岩岬先生宅へ移動、2泊お世話になってしまった。
先生は奥さんと一緒にマンションで暮らしている。
昼も夜も、市街を案内してもらい、レストランでポーランド料理をごちそうになった。
牛の生肉料理、タルタル。
たたきにされた生肉にタマネギなどを混ぜ、中には生卵の黄身が入っている。
13世紀、「タタール」と呼ばれたモンゴル帝国の襲来はヨーロッパを震撼させた。
そのモンゴル人の馬の生肉料理がこの地に伝わり、ポーランド料理「タルタル」として根付いた。
フランスではこの付け合せとして「タルタルソース」がつくられた。
ドイツのハンブルグでは加熱調理され、「ハンブルグ→ハンバーグ」と呼ばれるようになった。
そしてはるか東の朝鮮半島で「ユッケ」となった。
モンゴル帝国の最大版図。
街のあちこちで、毎晩ピアノコンサートが開催される。
大福!
8ヶ月ぶりのあんこ。
和食!
日本の食材店があるらしいが、ヨーロッパのメジャーな国に比べたら入手しにくいはず。
ポーランドでこんな見事な手作り日本食が食べられるとは。
またお礼しきれないぐらい、お世話になってしまった。
岩岬先生、奥さん、本当にありがとうございました。
Warzsawa, Poland