2018年10月22日

ベオグラード 1

ただいまベオグラード!


またジェリコの家でやっかいになる。
何日滞在するか、どこで何をやるか、まったく未定。

ジェリコは日本に二度遊びに来てくれたので、会うのはこれで4回目。
4回目ともなると、久しぶり感もそんなになく、いつもの友に会う感覚。
初めて会った時から6年が経ち、お互い老けたものの、彼のマシンガントークはいたって健在、何人たりとも彼のおしゃべりを止めることはできない、とにかくしゃべるしゃべる。

今、ジェリコはベオグラードにある日本のIT企業で働いていて、オフィスには日本人と、日本語を話せるセルビア人がいる。
思いのほかジェリコが日本語を上手に話せているので驚いた。
僕がスイーツを食べていると「ベツバラ」と言ったり(スイーツの和訳がベツバラだと思ってるかもしれない)、「ヤバイ」とか「ウザイ」といったスラング的な用語も使いこなしてる。
以前は僕のことを「リョウ」と呼んでいたのに、今は「アサジサン」と日本式だ。

たまたま僕の誕生日と重なり、ジェリコと、職場のアズサさんに祝ってもらった。


6年前と同じマンション(ここではアパートと呼ぶ)だが、改めてびっくり。
首都の中心から徒歩圏で広々とした立派な一室、東京都心だったら家賃15~20万円ぐらいするんじゃないかな。



家はドナウ川のほとり。




歩くほど記憶が蘇り、ノスタルジーに浸る。





街は変わってない。
東京だったら、ほんの数年で新しいビルが建ち、店が入れ替わり、道路まで変わっていたりと、変化が目まぐるしいが、ここは6年前と同じで、なんかホッとする。









いくつか変化も見つけた。

ベオグラードとしては決して観光名所として紹介しないだろうが、旅人たちの目当てはやはり、ユーゴスラビア時代にNATOに空爆されたまま放置されている旧国防省。



↓2012年。


↓現在。


↓2012年。


↓現在。


ビルの中間がごっそり崩壊してる。


現在取り壊し中らしい。








↓2012年。


↓現在。






これは空爆ビルじゃないけど、6年前と変わらず廃墟。








スシバーでジェリコと。




味噌汁にうどん入れてる。


6年前にお世話になった、セルビア永住組の江美奈さん&大塚さんとも再会。


他にも、写真は撮ってないがこの数日でたくさんの人と出会った。
ジェリコの職場のからみのおかげでもあるけど、日本語を話せるセルビア人が予想以上に多く、しかも流暢に話せる人ばかりでビックリ。

そして今のところ、出会った人、たまたますれ違った人も誰もが、6年前のあのニュースを覚えてくれている。
またベオグラードに来れて光栄です。




Beograd, Serbia