ポーランドとの国境まで70km、ウクライナ西部の中心都市リヴィウ。
ポーランド領だった頃から、黒海とバルト海を結ぶ交易の中継地として栄えた。
18~19世紀にはオーストリア帝国(=ハプスブルク家)の一部となり、ドイツ化が促進されたこともあった。
ウクライナとしてのナショナリズムが強く、ロシア語をあえて斥けてウクライナ語で押し通す傾向がある。
反ロシアであり、プーチンの顔が描かれたトイレットペーパーがあちこちで売られている。
教会やカテドラルがあちこちにたくさんあるが、他のヨーロッパ諸国で見られるような華やかさや派手さがあまりなく、地味で質素。
なので初日はそれほどピンとくるものがなかったのだが、2~3日歩いていると少しずつ味わい深さが感じられてくる。
旧市街は世界遺産となっており、観光客でにぎわっている。
でもアジア人旅行者はほとんど見かけない。
まだまだ知られていない穴場なのかな。
Lviv, Ukreine