サマルカンドから東へ40kmほどの国境。
両国側ともに国境の街がないので、ここの地名は不明。
両替
ゲートの手前で両替屋が群がってきたので、余ったスムをタジキスタンソモニに両替。
レートが良いのはこちらがドルを渡す時だけで、現地通貨を消化する両替はいつもレート悪い。
両替屋たちも「なんだ、ドルじゃないのか」とテンション低。
1ソモニ=12円
久々に、計算しやすい健全なレート。
ウズベキスタン側
イミグレーションではまずアンケートがある。
かなりの数の質問をされ、これが一番時間かかった。
質問の内容は、ウズベキスタン旅行で何をしたか、どうだったか5段階で評価せよ、など。
観光国ウズベキスタンの今後の参考にするのだろう。
やる気満々なのはいいが、国境越えでアンケートでこんなに時間を取らせるのか。
アンケートが終わったら、パスポートコントロールで出国スタンプをもらう。
滞在登録(レギストラーツィア)について。
ビザフリー化でオープンにはなったが、滞在登録は依然として義務付けられている。
すべての宿泊先で小さな紙切れに記録してもらって、それを保存しておくだけでいい。
6年前の経験から言わせてもらうと、野宿や民泊などで滞在登録に空白ができると、次の宿泊先で宿泊拒否される可能性がある。
1日ぐらいの空白だったら見逃してもらえるが、2日以上の空白があると宿泊拒否あるいは通報されそうになり、なんとか事情を説明して見逃してもらったこともあった。
今回は全日程ホテルに宿泊したので滞在登録に空白はなし。
出国の際、6年前は空路での出国だったが、滞在登録は一切チェックされなかった。
今回は陸路だったが、パスポートコントロールで滞在登録の提示を求められた。
細かいチェックはされなかったが、やはり一応保存しておくべきではある。
ちなみにここの国境では、日本人がビザ免除になったことは全然周知されておらず、パスポートを見せるたびに「ビザはどこだ?」と聞かれた。
タジキスタン側
パスポートコントロールでスマホでビザを見せて、入国スタンプをもらう。
完了。
越境者は少なく、待つことなくスムーズにこなせた。
タジキスタン側には両替屋らしき者はいなかった。
Penjakent, Tajikistan
4214km